お試し NetApp OpenStack Deployment -7

おはようございます。

倉持です。

 

今回は、Image Service のための NetApp インテグレーションを見ていきます。

ごくごくシンプルです。

 

Image Service ( Glance ) with NetApp

 

Image Service ( Glance )はインスタンスの元となるテンプレートイメージを管理します。具体的には、仮想マシン(ゲストOS)がインストールされた起動ディスクのテンプレートイメージとそのスナップショットです。よって、このイメージやスナップショットが保存される領域というのが存在します。また、この領域として様々なものがサポートされています。ローカルファイルシステム、 GridFS, Ceph RBD, Amazon S3, Sheepdog, OpenStack Object Storage or VMWare ESX. などです。ここで「ローカルファイルシステム」とありますが、ここの指定はリモートの共有ファイルシステムも可能になります。となるとピンとくる方はいるかとおもいますが、NetApp の出番です。

 

 

メリット

 

具体的に何がいいかというと、clustered Data ONTAP がエクスポートする領域を NFS マウントさせ、その領域に OS テンプレートイメージやそのスナップショットが置かれるため、重複排除が有効なわけです。これは、VDI 関連との親和性でよくアピールしている点と同じ考えです。

 

幾つか同じOSのイメージが格納されています。これが・・・

 

という感じで、重複排除され容量効率を高めます。

 

Configuration

 

流れは以下のような感じです。

 

  1. NetApp clustered Data ONTAP の設定{NFS、ボリューム}・・・cDOT オペレーション
  2. glance-api.conf の設定・・・Glance オペレーション
  3. /etc/fstab・・・OS オペレーション

 

Image Service 用にエクスポート領域を用意します。clustered Data ONTAP 上のオペレーションです。

 

cluster01-cdot::> volume create -vserver demo-nfs-svm -volume images -aggregate aggr1 -size 50g -junction-path /images

 

cluster01-cdot::> volume efficiency on -vserver demo-nfs-svm -volume images

 

glance-api.conf 以下を編集します。

 

[root@tkstack ~]# grep filesystem_store_datadir /etc/glance/glance-api.conf|egrep -v "^#.*"

filesystem_store_datadir=/glance/images

 

/etc/fstab を編集します。Glance サービスがNFSエクスポート領域を認知し自動でマウントしてくれれば幸せなのですが、その機能はないので、ここはOSに任せます。

 

10.130.208.55:/images /glance/images nfs defaults 0 0

 

NFSマウントして、Glanceサービスを再起動すれば有効になります。

 

実際のオペレーション

 

上記のように設定を書きましたが、普通は既に使っているイメージがローカルファイルシステムに保存されいるかと思います。そのため、それらの移動を行わなければいけません。よって実際は以下のような手順をふむ事になります。この通りじゃなくても移動できてちゃんと動けばよいです。

 

*以下参考手順は、既存のイメージ領域と新しい領域が別のディレクトリした場合という前提がはいります。

 

  1. /etc/fstabにマウントポイント設定
  2. マウント(mount -a)
  3. glance サービス停止
  4. 既存 Image ファイルを新しい場所にコピー
  5. 必要に応じてファイル属性変更
  6. glance-api.conf を編集
  7. glance サービス起動
  8. glance image-list で表示されるを見て、Imageの登録・削除等できるかを確認

 

次回は、Nova での NetApp のインテグレーションもチラ見していきます。

 

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