cloud-computing-expo-2013

去る 5月8日~10日の3日間、弊社は Cloud Computing Expo の AWS 様ブース内にて出展を行いました。

ブースへは3日間で1600名以上のかたにお越しいただきました。配布物として用意していた CTC様の

CUBIC on AWS と Equinix様のコロケーションのチラシも含めて、事前に準備したものが2日目の午後で

一旦全てなくなるほどの集客でした。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

(お姉さんの後ろにちらっと私の横顔が写っています)

あまりにも隠れキャラな感じですので、正面からの写真も載せておきます。

イベントでのブースの様子については、こちらのブログ記事もぜひぜひ御覧ください。

(特にパネルの写真はよーく見てください。後ほど触れますので。)

また AWS ブースのミニシアターでは、クニエ社の広木様に、AWSの利用を実際のSAP開発利用の経験を

生かしてプレゼンテーションをしていただきました。20分の講演は毎回盛況で、お客様が通路まで

溢れるような状況でした。広木様ありがとうございました。当日の広木様のプレゼン資料はこちらから

御覧いただけます。SAPとAWSの連携を検討されているかたには必見です。

ハイブリッド・クラウドは新たな時代へ! 今までの常識を覆す AWSとNetAppの連携ソリューション

AWS 様ブース内で展示をされていた他の企業様(ServerWorks 様、CloudPackサービスの Iret様、

Hulft のセゾン情報様など)とも親交を深めさせていただきました。AWS をキーワードにたくさんの

企業様と、引き続き連携していきたいと考えております。

弊社ブースにお越しいただいた多くのお客様より「なぜ NetApp が AWS のブース内で出展しているのか?」

というご質問をいただきました。AWS様もクラウド上のストレージ・オプションを複数提供されているので、

弊社とは競合関係と思われるかたも多いと思います。実は私も1年前まではそう考えていました。

しかし AWS 様のサービスを理解していくと、弊社ストレージ製品との組み合わせはお互いの足りない

部分を補完できることに気がつきました。それを形にしたのが「NetApp Private Storage for AWS」という

ソリューションです。このソリューションのポイントは、オンプレミス環境で NetApp ストレージを利用

するときの使い勝手をそのまま、AWS 様の EC2 からもフルに活用してしまおう、というものです。

技術的には AWS 様の Direct Connect というサービスを利用します。Direct Connect は AWS 様の

認定コロケーション施設にルーターを設置し、AWS 様のルーターと 1Gbps/10Gbps の構内配線で

AWS に繋げられるサービスです。そのルーターに対して"直接" NetApp ストレージを接続し、EC2

から利用できるようにします。オンプレミス環境とのデータ連携には NetApp ストレージの

SnapMirror を使うことで効率よく双方向で同期がとれます。双方向なので、オンプレミス環境で作成

したデータを EC2 で使う場合や、逆に EC2 側で変更したデータをオンプレミス環境に戻すことも

柔軟に行えます。

例えば AWS 側を Disaster Recovery に使っていただく場合、日本ではある程度距離が離れている

必要がでてきます。Direct Connect は東京リージョンに設置しますので、地方のお客様が AWS 側を

DR に利用するという活用例が考えられます。実際、地方からお越しいただいたお客様から、

そういった観点のお話を弊社ブースで複数伺いました。なるほど、という感じです。

さて、ここでイベントのパネルに話を戻すのですが、吹き出し部分に「実証実験」という文字列が

書いてあります。実はイベント終了後から NetApp Private Storage for AWS の実証実験を始めて

おります。具体的には弊社が AWS様認定コロケーション施設の Equinix 様のラックを借りて

ルーターと NetApp ストレージを設置し、前述のクニエ様と共同で、Direct Connect 利用開始までの

手順確認や、ストレージと繋いだ際の使い勝手を確認しています。先週の半ばにやっと Windows の

EC2 インスタンスから NetApp ストレージへ iSCSI 接続できました。今週からクニエ様に SAP の

環境を構築していただいています。成果については来週 6月5日~6日に開催される

AWS Summit Tokyo 2013 の会場で発表する予定です。

次のイベントまでの時間は短いですが、日本で最初の実験結果発表になります。ブースでは構築した

環境のライブデモをお見せする予定です。ぜひぜひ AWS Summit の会場へお越しください。

AWS Summit Tokyo 2013 のサイトはこちらです! 弊社ブースにてお待ちしております。

http://www.awssummittokyo.com/

ネットアップ株式会社

Consulting Systems Engineer

田中雄一郎